MT4やEAで使われる基本的なテクニカル指標

MT4(メタトレーダー4)のEA(エキスパート・アドバイザー)で、FX自動売買をしようとしている初心者の方は、まずはMT4のEAで使われる基本的なテクニカル指標について知っておくことが大切です。

テクニカル指標とは、価格の推移をグラフ化したチャートの形状などから、将来の値動きを予想するテクニカル分析で使われる指標です。多くのテクニカル指標が存在し、一つだけのテクニカル指標を活用するのではなく、複数を組み合わせることで分析の精度が上がるため、MT4のEAのロジックにおいても複数のテクニカル指標を用いて条件が揃った際に売買が実行されるというように作られています。

MT4のEAでよく使用される代表的なテクニカル指標としては、トレンド分析の移動平均線、MACD、ボリンジャーバンドなど、オシレーター分析のRSIやストキャスティクスなどがあります。

移動平均線は、トレンド分析の最も代表的な指標といってもよいでしょう。一定期間の価格の終値の平均値を繋ぎ合わせた折れ線グラフであり、移動平均線が上向きなら上昇トレンド、横ばいなら方向感のないもみあい局面、下向きなら下降レンドと判断します。移動平均線は、2~3本を組み合わせ使用することが多く、「ゴールデンクロス」と「デッドクロス」は非常に有名な売買シグナルです。

オシレーター分析の代表的な指標としてはRSIが挙げられます。RSIは現在の相場の相対的な強弱(過熱感)を表す指標であり、買われ過ぎや売られ過ぎを判断します。RSIは0%~100%の間で推移し、数値が大きいほど相場が強いと判断し、0%に近いほど相場は弱いと判断します。RSIが70%~80%を超えると買われ過ぎ、20%~30%を割り込むと売られ過ぎと判断します。

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